魔球 (講談社文庫)

魔球 (講談社文庫)


 ちょうど今騒がれている早実の斎藤君を連想させてしまう、天才高校生ピッチャー
 須田武志。心の中が見えて来ない天才肌。斎藤君もしんから笑ったのは見たことないね。
 複雑に入り組んだ東野作品も何作か読んだけど、必ず1人作者の語りべというか、
 感情移入してる人物が居ることが判った。
 この小説では須田武志の弟須田勇樹です。この少年が事件のカギを握るキーポイントを
 語ります。